夏は、吹奏楽部にとって最も充実した季節です。
　７月は硬式野球部の応援、スタンドから力と心をこめて応援演奏をしました。残念ながら決勝戦で惜敗しましたが、選手達のひたむきなプレーや悔し涙にたくさんの勇気や感動をいただきました。
　応援の次は、コンクールです。８月９日に開催された第55回岡山県吹奏楽コンクール高等学校小編成の部に出場、伊藤康英作曲「響～音楽ができる喜び～」を演奏し、本校初の金賞をいただくことができました。

そして、8月24日(日)理大ホールで、吹奏楽部にとって１年間の集大成となる定期演奏会「第４回Thankful Concert」を開催しました。このコンサートは、日頃自分たちを支えて下さっている方々に感謝の気持ちを表そうと企画したものです。雨天にもかかわらず部員の家族や友達など、多くの方々がご来場くださり、音楽の楽しさを共感することができました。また、硬式野球部の部員達も応援に駆けつけてくれて、吹奏楽部員達はたいへん感激していました。
　コンサートは３部構成で、第１部は吹奏楽オリジナル曲を中心としたフォーマルなステージ。コンクールで演奏した｢響～音楽ができる喜び～｣も披露しました。
　第２部は、３年生部員が企画演出した、ランキング形式による映画音楽特集。イントロクイズやダンスで会場内は和やかな雰囲気となり、最後は第１位の｢アナと雪の女王｣から｢ありのままで｣をエルサに扮した部員の熱唱で締めくくりました。
第３部はポップスステージ。ふだんはひたすら伴奏をしているチューバのソロや、ダンスなど演出にも工夫をして楽しいステージになるよう心掛けました。また、このコンサートで高校３年生は引退となります。ステージ上で後輩達から花束を受け取り、客席の皆さんにも大きな拍手をいただきました。

最後は、OB･OGも演奏に加わり、盛会の内に終えることができました。
　このコンサートを終えて、本当に多くの方々の支えがあって私たちは活動ができているという実感が沸いてきました。あらためて感謝の気持ちを申し上げます。
　なお、このコンサートでは生徒会執行部の協力のもと、東日本大震災義援金をお願いしています。今年は、23,284円をご協力いただきました。東北吹奏楽連盟を通じて被災団体に分配していただきます。ありがとうございました。
吹奏楽部員一同