インターナショナルサイエンスキャンプin岡山 事前学習開始
今年も夏休みにはたくさんのSSH関連行事が予定されています。その中に、タイから理科の先生や高校生が岡山に来て、本校の生徒とともにものづくりや科学実験を行うイベントが計画されています。
8月2日~3日は、加計学園の前島研修所でダンボールを使って船を作り、実際に海でボートレースを行う「船の科学」。8月4日~5日は、タイの生徒と本校の生徒でチームを作り、放射線や情報処理、水生生物などのテーマに分かれ、実験や調査を行う「サイエンスキャンプ」。サイエンスキャンプの終わりには、研究内容を英語でプレゼンするため、参加生徒12名はさっそく事前学習で英語の特訓に取りかかりました。
6月18日(木)第1回英語講座
アメリカ出身のシェリー先生の指導のもと、英語で自己紹介の練習をしました。12名の参加生徒は学年も所属コースもさまざま。このイベントで初めて出会う人もいて、最初は恥ずかしそうな様子でしたが、そこは持ち前の行動力と笑顔ですぐにうちとけ、英語であいさつ。これならタイからのお客様にも笑顔でお迎えができそうです。
6月25日(木)第2回英語講座
日本の文化やお祭りを英語で紹介する練習を開始。夏ならではの七夕やお盆などを身振り手振りで紹介しました。タイ人にふんしたシェリー先生が、「お盆には何を食べるのですか」と質問すると、生徒それぞれに答が違ったり、「なぜ墓参りするのですか」にはその答えに困ったりと、その難しさに直面し、改めて日本について勉強する必要性を感じたようでした。
事前学習はこの後も続き、タイの文化や言語を学ぶ講座や、研究グループに分かれて実験の打ち合わせや英語の専門用語を勉強する講座も予定されています。
科学探究と異文化交流を同時に体験できるすばらしいチャンスに、生徒の期待も高まってきています。