岡山県勝田郡奈義町周辺からは、まき貝（ビカリア）を中心に動植物の化石が多数出土しています。進学理大コース1年は、なぎビカリアミュージアムにて、化石の発掘体験を行いました。化石が含まれた地層を金づちでたたき、約1600万年前の貝殻などの化石を採取しました。炎天下、全員が一心不乱に石をたたき、ヤマトビカリヤ・オオガキ・カケハタアカガイなどの化石を見つけました。山奥の地層の中に海洋生物の化石を見つけると、地球の地殻変動に驚嘆するとともに、古代生物に想いをはせることが出来ました。

　その後、加計学園蒜山学舎で、採取した化石のクリーニングを行いました。文化祭での展示にむけて、古代生物の迫力を伝えられるよう付着した泥や土をきれいに取り除きました。