生命動物コース2、3年生が日本学生科学賞で読売新聞社賞と奨励賞受賞
第60回日本学生科学賞 岡山県審査会において、生命動物コースのナミテントウ研究班(2,3年合同)が「ナミテントウの系統維持に関する研究」で最優秀賞の1つ、読売新聞社賞を受賞、アユ班(3年生)が「アユの走流性における視覚と流れの感覚の関係」の研究で昨年に引き続き奨励賞を受賞し、11月5日(土)に岡山大学五十周年記念館で表彰式がありました。
「ナミテントウの系統維持に関する研究」は、450匹以上のナミテントウを1匹ずつ個体識別して交配実験を行い、斑紋の遺伝について先行研究とは異なる結果を導き出したことが高く評価されました。こちらは中央予備審査(全国)に進出します。また、「アユの走流性における視覚と流れの感覚の関係」は、未だ明らかにされていなかった、走流性における視覚と流れの感覚の関係について研究し、先日の日本水産学会中国・四国支部大会高校生ポスター発表では高い評価を受けました。アユ班のメンバーは、学生科学賞でも上位の賞を期待していただけに残念がっていました。
ナミテントウ研究班のメンバー達は「膨大な数のナミテントウの飼育は大変だったが、研究成果が認められ、頑張った甲斐があった」「来年はもっと上の賞を目指してさらに研究を進めたい」と喜んでいました。